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琵琶湖の水止めたろか(びわこのみずとめたろか)は、滋賀県民が用いる決まり文句・ジョーク・捨て台詞である。歴史的に琵琶湖や淀川水系の治水・水利をめぐる対立相手であった京都・大阪府民から馬鹿にされた際に、対抗心を表すために用いる。
SNSを漂っていると「琵琶湖の水止めたろか」というジョークを目にします。筆者は関東民のため、ぼんやりとそのジョークを眺めていました。
そんな折、2026年1月に訪れた京都でこのジョークの文脈を知る機会がありました。
この記事は、水路閣と蹴上インクラインが1つの大きなプロジェクトの一部であったことを紹介するものです。
観光名所の背景を知ることでさらに観光が楽しくなれば幸いです。
有名な観光名所その1:水路閣

水路閣は南禅寺境内にある水路橋で、レンガ造りのアーチ型の橋脚が綺麗です。なかなか大きく迫力がありました。
有名な観光名所その2:蹴上インクライン

蹴上インクラインは、傾斜鉄道の跡地です。レール幅が広いのは船を運ぶためです。貨物の積み下ろしをせずに船を上下に移動させるための施設でした。
実際に蹴上インクラインを歩いてみると、上の方でトンネルから水が来ているのが見えますし、下の方では川と合流しています。
琵琶湖疏水記念館
なぜ、水路閣と蹴上インクラインが作られたのか?
その答えがあるのが琵琶湖疏水記念館です。

そう、この2つは琵琶湖疏水という大きなプロジェクトの一部なのです。
疏水とは人工の水路のことで、琵琶湖疏水とは琵琶湖から水を引っ張ってきている用水路のことを指しています。
琵琶湖疏水記念館は、琵琶湖疏水がなぜ作られたのか、どのように作られたのかを紹介する建物です。
地下1階にはジオラマが展示されており、そこでは水路閣と蹴上インクラインが琵琶湖疏水の一部であることがよく分かります。ぜひご覧ください。
入場は無料で、場所は蹴上インクラインをそのまま下ったところにあります。蹴上インクラインまで来たらその足でぜひ訪れてみてください。
補足:琵琶湖疏水のHP
日本遺産として認定されている琵琶湖疏水を紹介するHPです。
https://biwakososui.city.kyoto.lg.jp
旅の感想
今回の旅で「琵琶湖の水止めたろか」という言葉を聞いた時に、止めようとしている1つがあそこなのねと具体的にイメージできるようになりました。
また、(「京都 観光 オススメ」で出てこなかったので)当初は訪れる予定のなかった琵琶湖疏水記念館で思わぬ収穫がありよかったです。
観光地の由来や周辺施設をチェックしたほうがもっとおもしろいなと反省する機会にもなりました。
おまけ1:京都国立博物館
今回の旅の目的は京都国立博物館と京都市京セラ美術館を見に行くことでした。
京都国立博物館では、寄木細工でできた仏像を組み立てよう! というコーナーがあり、仏像を模した像の分解・組み立てを体験しました。
その際に、仏像の目は水晶をはめ込んで作られていると知りました(玉眼で検索)。1151年以降はこの形式の仏像がほとんどだそうです。
さっそく、京都国立博物館の隣にある三十三間堂で確認したところ、実際に仏像の目はキラキラしていました。
確かに目が光っていると人間味溢れる顔つきになるなと感じました。
今後、仏像を見る時は目を見るとおもしろいんだなと学習した体験でした。
おまけ2:からふね屋珈琲
途中、からふね屋珈琲で休憩しました。お抹茶パフェを食べたのですがとても美味しかったです。ソフトクリームが美味しいパフェはいいですね。
